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『平成狸合戦ぽんぽこ』(へいせいたぬきがっせんぽんぽこ)は、スタジオジブリ制作の劇場アニメ作品にして、初のCG使用作品でもある。1994年7月16日公開。原作・監督・脚本は高畑勲。英語作品名「POMPOKO」。開発が進む多摩ニュータウン(多摩市)を舞台に、その一帯の狸が化学(ばけがく)を駆使して人間に対し抵抗を試みる様子を描く作品。正式タイトルは『総天然色漫画映画 平成狸合戦ぽんぽこ』。数年に1度、日本テレビ放送網「金曜ロードショー」枠で再放送されている。
多摩丘陵で静かに暮らしていたタヌキたち。しかし、高度経済成長の波に乗った人間は、多摩丘陵を切り開き、ニュータウン建設をはじめた。自然への畏怖を忘れた人間を懲らしめ、静かな生活を取り戻すため、タヌキたちは長く忘れられていた力「化学(ばけがく)」を駆使し、四国と佐渡から狸の長老を招いて人間への抵抗を行う。 抵抗の手段は、当初一部の過激派による開発業者のトラック等への妨害行為により人間の死亡者が出る等の打撃を与えるが、次第に不可思議な現象を目の当たりにさせることで人間の畏怖を引き出そうという方向に変化していく。 タヌキ達独自の年号を「ぽんぽこ○年」としている。これは昭和○年と同じである。
この作品の特徴として、ジブリ特有の「声優を本業としない俳優の大量起用」がされている割にはあまり違和感もなく、また適度に声優も起用されており、仲立ちに声優ではないが声の演技のプロである落語家が入っていることもあるのだろうか、非常にバランスの良い仕上がりになっていることが挙げられる。高畑は日本のアニメでは珍しいプレスコを好んで用いる。



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