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気温は、河口湖と比べて、河口湖側は、五合目で約13℃、八合目で約18℃、山頂で約21℃低い。 日の出時の頂上は8月でも平均して気温5℃、風速7m/s ほどであり、体感気温は0℃以下である。もちろん日によってはもっと低い場合がある。平地では30℃を超えていても、防寒着が必要である。ただし、運動しているときは体温が上がるので、着脱できる服装が必要である。

また、富士山頂にガスがかかることは多い。気象庁発表の、富士山山頂のアメダスデータで湿度100%となっているときは、富士山山頂でガスがかかっていることが多い。2006年度は、平均湿度が90%以上となった日の数は、7月は24回、8月は9回である。

御来光と影富士 - 御来光とは高山で拝む日の出のことである。阿弥陀如来等、仏陀の出現に日の出を例えた表現である。富士山ではこれを目的に登山する人が多く、日の出直前の頂上付近は渋滞で動かなくなることがある。もちろん山小屋の前や登山道の途中でご来光を迎える人も多いが、富士宮口登山道の多くの地点ではご来光を見ることができない。影富士とは富士山自身の影が日没前や日の出の直後に、太陽の反対側の雲海や地表に投影することである。多くの登山道からは日没時の影富士を見ることができる。山頂からは日の出直後の影富士を見ることができる地点がある。
高山病 - 高度が増すと気圧の低下から、頭痛・めまい・疲労感・呼吸の促迫・心悸亢進などの症状が現れる。また、山小屋に宿泊した場合はそれに伴う睡眠障害により、翌日の行動に影響が出る場合もある。富士山では八合目付近から高山病症状を訴える人が増え始めるが、人によってはもっと低い場所で高山病の症状を訴える場合もある。根本的な治療は下山するほかない。
登山証明 - 富士山頂郵便局では、登山証明書と富士山登頂証の2種類を販売している。なお、富士山頂郵便局で投函された郵便物には基本的には風景印が押印される。
金剛杖と焼印 - 近年は軽量な金属製のストックで登山する人が増えているが、富士山では昔ながらの木製の金剛杖で登山する人が多い。この金剛杖には日章旗や旭日旗などをつけて販売されることも多いほか、各山小屋では記念の焼印を有料で行っている。また、山頂の2つの神社やその本宮である富士宮市の富士山本宮浅間大社では、金剛杖への刻印を有料で行っている。
携帯電話 - 登山シーズン中は、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル、全ての携帯電話キャリアが5合目~山頂で通話やメールが使える。山頂の火口側など、麓が見えない場所の一部では電波が極めて弱く、圏外になることがある。山小屋ではコンセントの数は限られており、コンセントの借用はまず認められないためコンセントでの充電は行えない。夜間や長時間不使用時は電源をオフにするなどの対策が必要である。
馬 - 河口湖口の5合目~7合目までは有料で馬に乗って登ることができる。
物資の運搬 - 5合目~山頂の物資の輸送はブルドーザーにより行われている。河口湖口ではブルドーザー道は下山道としても利用されている。
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